・不動産営業が地獄な理由
・私の上司の地獄な話
・地獄な不動産営業を辞めるべき人
・地獄な不動産営業を続けるべき人
・不動産営業を辞めて自由な時間を得よう
・不動産営業って地獄なの?
・不動産営業は辞めるべきなの?
不動産営業に就職を考えている方、現在不動産営業で働いている方は
こういった悩みありませんか?
そこでこの記事では、元大手不動産営業マンの私が
「不動産営業が地獄な理由」「私の上司の地獄な話」「地獄の不動産営業を続けるべき人と辞めるべき人」「不動産営業より自由な時間を得よう」をご紹介していきます。
私は2年間不動産営業マンとして働きましたが、毎日「やめたいやめたい」と思い続ける地獄の日々でした。
この記事を読み終える頃には、不動産営業はいかに地獄な仕事かを理解していただけます。
不動産営業が地獄な理由
不動産営業が地獄な理由は9つあります。
・残業が多く、夜から宅配
・高額な商品を売るのが難しい
・売るのが難しいのにノルマが厳しい
・契約ができなければ上司に詰められる
・お客さんにうざいと思われる仕事
・世間の批判ひどい
・物件の売り担当にならないと仕事にならない
・一生ノルマに追われる
・休日も仕事
この記事では、不動産営業の中の売買仲介営業、テレアポ営業、飛び込み営業について書いています。
以下で1つずつ見ていきましょう。
理由①:残業が多く、夜からチラシ宅配
不動産営業が地獄な理由の1つ目は、
残業が多く、夜からチラシ宅配があるからです。
不動産営はノルマを達成するためなら、残業も体力仕事もなんでもやります。
ノルマ達成しない
↓
上司に詰められる・給料が低くなる
↓
残業して、夜にチラシ宅配してノルマ達成しないと
不動産営業はこんな感じの思考回路になります。
日曜日にみんながサザエさんを見ている時に私は宅配をしていて、「本当に自分は何をしているんだろう。地獄だな。後1000枚もあるよ。」って思うこと何回もありました。
理由②:高額な商品を売るのが難しい
不動産営業が地獄な理由の2つ目は、
高額な商品を売るのが難しいからです。
1つ数千万円の物を簡単に売れたら誰も苦労しません。
物件がなかなか売れない
↓
ノルマ達成ができない
↓
上司に詰められる
この流れは鉄板です。
高い買い物をするお客さんは悩んで当たり前なのに、上司は「早く売れ!」と言ってきます。
現場と上司のギャップを埋めるのは大変なことです。
理由③:売るのが難しいのにノルマが厳しい
不動産営業が地獄な理由の3つ目は、
売るのが難しいのにノルマが厳しいからです。
だいたい不動産売買営業では、月に3件とか4件家を売らなければいけません。
できる営業マンは余裕で売りますが、毎月コンスタントにクリアできる人はあまりいません。
先月ノルマ達成していても、「今月どうするの?」とかすごいプレッシャーをかけられます。
達成できる見込みがなくなってくれば、詰めが待っています。
理由④:契約できなければ上司に詰められる
不動産営業が地獄な理由の4つ目は、
契約ができなければ上司に詰められるからです。
不動産業界は昔ながらのガツガツ営業が多いので、数字にめっちゃ厳しいです。
上司も店の数字が達成しなければ、さらに上の上司に詰められるのです。
なので、必然的にその詰めが末端の私たちに降り注ぎます。
私の先輩も2時間立たされているとか普通にありました。
個人的に呼び出されて、「どうするの?」と精神的に追い詰められていきます。
理由⑤:お客さんにうざいと思われる仕事
不動産営業が地獄な理由の5つ目は、
お客さんにうざいと思われる仕事だからです。
ノルマ達成のためには、お客さんに物件をオススメして物件案内をしなければならないので、電話やメールをしないといけません。
電話やメールがある程度くると、やはりお客さんからするとうざいです。
でも、上司に「なんでもいいからやれ!」と言われるのでやるしかないです。
私も物件案内をするために、お客さんに電話やメールで物件資料を送ったり、オススメをしていました。
すると「電話してこないでくれ」と言われたり、着信拒否なんてことは頻繁にありました。
理由⑥:世間からのイメージが悪い
不動産営業が地獄な理由の6つ目は、
世間からのイメージが悪いからです。
普通に仕事をしていても、不動産営業というだけで嫌そうな目で見られます。
不動産営業に対してみなさんは以下のイメージありませんか?
こういったイメージを持つ方は世間ではけっこう多いです。
「だから不動産営業は、、」「どうせお金のことばっかり考えてるんでしょ?」と私は言われたことがあります。
理由⑦:物件の売り担当にならなければ仕事にならない
不動産営業が地獄な理由の7つ目は、
物件の売り担当にならなければ仕事にならないからです。
物件の売り担当になれなければ、お客さんからの問い合わせがこないので契約に繋がりません。
この売りを担当できるかどうかもすごく難しくて、他社数社と競合は当たり前です。
そもそも大手じゃなければ、誰かの紹介でしか物件を集めることができないのです。
以下は鉄板ルートですね。
物件を集めれない→契約につながらない→ノルマ達成できない→上司に詰めれる
理由⑧:一生ノルマに追われる
不動産営業が地獄な理由の8つ目は、
一生ノルマに追われるからです。
1ヶ月ノルマ達成しても、次の月からはまた0からのスタートです。
それの繰り返しになるので、ゴールの見えない道をただひたすら走り続けます。
毎日毎日休むことなくノルマに追われる地獄のような仕組みです。
私はそれに耐えれなかったのもあり、もっと自分のやりたいことやろうと決意できました。
理由⑨:休日も仕事
不動産営業が地獄な理由の9つ目は、
休日も仕事だからです。
お客さんは何曜日だろうが、不備があったり気になることがあれば電話をかけてきます。
また、休日でも物件の問い合わせは対応しなければなりません。
なぜなら、他社にそのお客さんや物件をとられてしまうかもしれないからです。
休日も気が休まらないですし、休んでる気がしないです。
私も携帯を常に持ち歩いて、どんな状況にも対応できるようにしていました。
「不動産営業に向いてる人ってどんな人?」と気になる方は、下記に記事を参考にしてください。
私の上司の地獄で可哀想な話
私の上司の地獄話は、自分の結婚式のほんの数時間前までお客さん対応をしていたことです。
私の上司は結婚休暇の制度を利用して、沖縄で結婚式をあげていました。
その結婚式前から少しややこしそうな案件を抱えていたのですが、その案件が結婚式をまたいでしまったのです。
私の上司の優しさもありますが、どんな状況でも仕事を意識しなければならないのが不動産営業です。
休みだろうがなんだろうが、どんな状況でもお客さんから電話がかかってきます。
しかし、これも店の数字のためと考えてしまう人もいるのです。
みなさんはどうですか、この話を聞いて不動産営業は地獄だと思いませんか?
地獄の不動産営業を辞めるべき人
地獄の不動産営業を辞めるべき人は2パターンあります。
・他にもっとやりたいことがある人
・体のどこかに支障をきたしている人
以下で1ずつ見ていきましょう。
辞めるべき人①:他にもっとやりたいことがある人
地獄の不動産営業を辞めるべき人1つ目は、
他にもっとやりたいことがある人です。
他にやりたいことが明確にある人は、地獄の不動産営業を速攻で辞めましょう。
人生は100年時代です。
何かを始めるのに「遅い」ことなんて1つもありません。
私はプログラミングの楽しさを知って、「もっとお客さんの要望を形にできる仕事がしたい」と思うようになり、地獄の不動産営業を辞めました。
不動産営業時代は目標が全くなかったので、今はすごく充実しています。
辞めるべき人②:体のどこかに支障をきたしてる人
地獄の不動産営業を辞めるべき人2つ目は、
体のどこかに支障をきたしている人です。
そこまでして不動産営業を続ける意味はないので、速攻で辞めましょう!
不動産の営業をある程度こなしていたら、他の業種の営業も必ずできます。
売り物の規模を考えると、不動産を売れる人はなんでも売れます。
BtoBの営業の方が楽とよく言いますし、次はそういった営業の種類を選んでみてはいかがでしょうか?
地獄の不動産営業を続けるべき人
地獄の不動産営業を続けるべき人は2パターンあります。
・不動産業を通してやりたいことがある人
・転職が難しくお金が必要な人
以下で1ずつ見ていきましょう。
続けるべき人①:不動産業を通して目標がある人
地獄の不動産営業を続けるべき人1つ目は、
不動産業を通して目標がある人です。
明確な目標があるのに辞めるのはもったいないので、不動産営業を続けましょう。
今は正念場と考えて、踏ん張ってください。
・独立したい
・年収1000万まで頑張りたい
・店舗の所長になって自分で店を運営したい など
人生において、明確な目標を持って行動できている人は少ないなと感じています。
なんとなく働いている人が多いので、目標を持って頑張れていることは素晴らしいことです。
続けるべき人②:転職が難しくお金が必要な人
地獄の不動産営業を続けるべき人2つ目は、
転職が難しくお金が必要な人です。
家族や年齢の問題で、転職が難しく「どうしてもお金が必要」って人は続けるしかないです。
地獄ですが、踏ん張り時です。
無理に転職や独立をすると、家族や自分が追い込まれていきます。
私の友人の父親は、私たちが高校生の時に独立をしました。
しかし、失敗して高校生ながら友人は本当にお金がないと困っていました。
家族が苦しむことにも繋がるので、転職のタイミングはしっかり見極めていきましょう。
不動産営業を辞めて自由な時間を得る方法
不動産営業を辞めて自由な時間を得る方法はたくさんありますが、今回は現実的な方法を3つ紹介します。
・公務員になる
・不動産管理業に転職する
・エンジニアからフリーランスになる
以下で1つずつ見ていきましょう。
方法①:公務員になる
不動産営業を辞めて自由な時間を得る方法1つ目は、
公務員になることです。
公務員は当たり外れはありますが、基本的に残業が少ない仕事です。
さらにノルマも一切ないので、精神的にも安定します。
安定した職業ですし、公務員になれれば一生安泰で食いっぱぐれはありません。
私の友人にも公務員はいますが、「忙しい月はもちろんあるが、忙しくない時は基本定時上がり」と語っていました。
不動産営業に定時上がりがありますか?
方法②:不動産管理業に転職する
不動産営業を辞めて自由な時間を得る方法2つ目は、
不動産管理業に転職することです。
不動産管理業はマンションの管理などをするのですが、ノルマもなく定時上がりができます。
給料は不動産仲介営業などに比べると劣りますが、今は「心の自由を求める時代」です。
毎日激務の不動産営業より、のんびり働いて副業でもするのが適策です。
私の友人が不動産管理業をしていますが、「1日ほぼ仕事することなく終わる日もある」と語っていました。
方法③:エンジニアからフリーランスになる
不動産営業を辞めて自由な時間を得る方法3つ目は、
エンジニアからフリーランスになることです。
3年ほどエンジニアとして実務経験を積んだ後、独立すれば最高に自由な生活を送れます。
レバテックに登録されているフリーランスエンジニアの、平均年収は860万だそうです。
さらに時間の自由は以前より増えますし、自由に仕事を選べるのも魅力的です。
不動産営業は死ぬ思いをして「年収1000万いくかどうか」です。
それと比較すると、天と地の差があると思いませんか?
まとめ:不動産営業はまじで地獄
いかがでしたか。
この記事では、元大手不動産営業マンの私が
「不動産営業が地獄な理由」「私の上司の地獄な話」「地獄の不動産営業を続けるべき人と辞めるべき人」「不動産営業より自由な時間を得よう」をご紹介してきました。
内容をおさらいしておきましょう!
・不動産営業が地獄な理由9つ ・私の上司の地獄な話は、結婚式数時間前まで顧客対応 ・地獄な不動産営業を辞めるべき人は、他にやりたいことがある人 ・地獄な不動産営業を続けるべき人は、不動産業を通して明確な目標がある人 ・不動産営業を辞めて、公務員、不動産管理業、エンジニアに転職しよう
不動産営業は一生ノルマに追われ続け、上司に詰められ続ける仕事です。
不動産の仕事が好きな人はいいです。
今現在、毎日が地獄で苦しんいる人は今すぐ抜け出しましょう!
不動産営業の仕事は他の営業でも必ず活きます。
不動産営業に就職を考えている方や現在不動産営業として働いている方に、この記事が役立てば幸いです。
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