・女性の不動産営業は危険ではない理由
・女性の不動産営業が危険と言われる理由
・1番危険な不動産営業の種類は賃貸営業
・女性が不動産営業として働く際の注意点
・女性が不動産営業として働く際のメリット
・私がゲイのお客さんを物件案内した話
女性の不動産営業は危険って聞くけど、実際どうなの?
不動産営業に就職を考えている女性の方は、
こういった悩みありませんか?
そこでこの記事では、元不動産営業マンの私が「女性の不動産営業が本当に危険なのか」について詳しく解説していきます。
さらに、危険な不動産営業の種類についても紹介していきます。
私は不動産売買仲介営業で2年働いて、実際の現場での女性の働き方などを見てきたので、細かくお伝えしていきます。
この記事を読み終える頃には、女性の不動産営業は危険ではない理由をご理解していただけます。
女性の不動産営業はそこまで危険ではない
結論からいうと、女性が不動産営業を仕事にするのは「そこまで危険ではない」です。
以下でその理由をまとめているので、見ていきましょう!
女性の不動産営業がそこまで危険ではない理由
女性の不動産営業がそこまで危険でない理由は3つあります。
・どの仕事でも危険は潜んでいる
・会社によってはしっかり先輩がついてきてくれる
・私は危険な話を聞いたことがない
1つずつ見ていきましょう!
理由①:どの仕事でも危険は潜んでいる
女性の不動産営業が危険でない理由の1つ目は、
どの仕事でも危険は潜んでいるからです。
正直、不動産営業に限らずどの仕事でも危険は潜んでいると思います。
例えば、保険の営業でもメーカーの営業でも男性と2人きりになる仕事、可能性はたくさんあると思います。
最近私は保険営業の方に保険の話を聞いていますが、2人きりで何時間も話をしています。
私は独身ですし、わざわざ家まで話をしにきてくれることもあります。
理由②:会社によってはしっかり先輩がついてきてくれる
女性の不動産営業が危険でない理由の2つ目は、
会社によっては先輩がついてきてくれるからです。
「ちょっと危なそうなお客さんだな」と思ったら、先輩社員がついてきてくれる会社もあります。
また、夜の物件案内には2人で行うなど危険対策をしているところもあります。
私の会社にも若い女性営業が在籍していたのですが、夜の案内や男性と2人きりになるような案内の際には必ず先輩社員がついていくようにしていました。
就職先や転職先を選ぶ時は、女性の方はそういったところもチェックするようにしてみてください。
理由③:私は危険な話を聞いたことがない
女性の不動産営業が危険でない理由の3つ目は、
私は危険な話を聞いたことがないからです。
大阪と京都で2年間不動産営業を私はしていましたが、私の会社を含めて他社でも「危険なことが起きた」というのは聞いたことがないです。
私の会社は大手だったので、女性営業も3割ほど在籍していました。
基本1人での営業は当たり前ですし、全員男性客の担当も当然してましたが、特に問題はありませんでしたよ。
女性の不動産営業が危険と言われる理由
女性の不動産営業が危険と言われる理由は3つあります。
・横浜で事件が起きた
・物件案内で男性と2人きりになることがある
・まだまだ男性が多い業界
以下で、1つずつみていきましょう。
理由①:横浜で事件が起きた
女性の不動産営業が危険と言われる理由の1つ目は、
2020年4月に横浜で事件が起きたからです。
賃貸営業の女性が物件案内中に男性客に刺されるという事件がありました。
この事件以前にも女性営業が襲われるという事件がありましたが、こういった事件の積み重ねが「危険」という意識に繋がっています。
例えば、一見怖そうなお店ががあったとします。
1度危険と認識したら、みなさんはあまりその店に近寄らないですよね?
でも入ってみたら実は普通のお店だったりするんです。
不動産営業もそんな感じです。
事件はどこにでも起きる可能性があるのです。
理由②:物件案内で男性と2人きりになることがある
女性の不動産営業が危険と言われる理由の2つ目は、
物件案内で男性と2人切りになることがあるからです。
これが「女性の不動産営業が危険」と言われる全ての原因です。
なぜなら、密室に2人きりにさえならなければ、危険と言われるようなことは起きないからです。
しかし、不動産営業である以上お客さんに物件内覧を求められたら、物件案内をしなければならないのです。
ただ、先ほどもお伝えしたように、会社によっては先輩が物件案内に同行してくれるなどの危険対策を行っている会社もあります。
理由③:まだまだ男性が多い業界
女性の不動産営業が危険と言われる理由の3つ目は、
まだまだ男性が多い業界だからです。
男性の割合がかなり大きいので、男性のやり方が浸透しています。
「もっと数字やれ」「もっとやる気出せ」などガツガツした会社も少なくないです。
不動産業界の女性の割合は全体の約40%ですが、営業となるともっと少ないと思います。
私の感覚だと、2割いたら多いなって感じです。
周りも男性ばかりなので、相談できる相手も作りにくいですし、精神的にまいってしまう可能性があります。
それゆえに、「女性不動産営業は危険」と言われています。
1番危険な不動産営業の種類は賃貸営業
強いて言うなら、1番危険な不動産営業の種類は、賃貸営業です。
なぜなら、男性客と2人になりやすい営業だからです。
基本的に売買営業はファミリーやご年配のお客さんが多いのですが、賃貸営業は単身の方の割合も多いです。
なので、必然的に男性を1人で物件案内することも多くなります。
最近では、女性不動産営業の方も増えてきているので、対策を練っている会社もあるでしょう。
女性が不動産営業として働く注意点
女性が不動産営業として働く注意点は3つあります。
・土日休みではないことが多い
・ガツガツした営業スタイルが多い
・残業が多い
以下で1つずつみていきましょう。
注意点①:土日休みではないことが多い
女性が不動産営業として働く注意点の1つ目は、
土日休みでないことが多いです。
みんなが休んでいる時に、働くサービス業と同じです。
友人や家族と休みが合わなくなるのに注意してください。
賃貸を借りたことがある方は土日に物件を見に行きませんでしたか?
ただ、法人向け(オフィスの賃貸など)の不動産営業であれば、土日休みですよ!
注意点②:営業スタイルがガツガツしていることが多い
女性が不動産営業として働く注意点の2つ目は、
営業スタイルがガツガツしていることが多いです。
不動産業界はまだまだ古い業界なので、イケイケの雰囲気があるところが多いです。
稼げる仕事なので「もっと稼ぎたい」って思いの人が多いからだと思います。
飛び込み営業やテレアポ営業など、会社によって営業スタイルや扱う商品は違いますが、基本的にどこでもイケイケな感じがします。
私はそう感じました。
そうゆう雰囲気が「苦手」という方は、会社選びを慎重に行うか職種を考え直しましょう!
「不動産営業が向いてる人ってどんな人?」と気になる方は、下記の記事を見てください。
注意点③:残業が多い
女性が不動産営業として働く注意点の3つ目は、
残業が多いです。
不動産営業はノルマが重くあるので、必然的に残業が多くなる傾向があります。
平日お客さんと連絡を取ろうと思うと夕方以降になりますし、夜20時からの宅配などノルマ達成のためにみんな必死で動きます。
私の会社でも男女関係なく、21時22時まで仕事をしていました。
なので、「あまり残業したくないな」「ワークライフバランスをとりたいな」という方は注意してください。
「不動産営業ってきついの?」と気になる方は下記の記事を参考にしてください。
女性が不動産営業として働くメリット
女性が不動産営業として働くメリットは3つあります。
・女性ならではの視点で物件案内ができる
・お客さんが安心する
・実生活に役立つ知識が身に付く
以下で1つずつみていきましょう。
メリット①:女性ならではの視点で物件案内ができる
女性が不動産営業として働くメリット1つ目は、
女性ならではの視点で物件案内ができます。
キッチンや部屋の使い方など、「女性ならではを伝えれる」のは本当に大きなメリットです。
先ほどもお伝えしたように、営業マンは男性の数がまだまだ多いので、女性の意見は重宝されます。
女性営業マンがファミリーを案内すると、奥さんと話が合いやすく、契約に繋がりやすいです。
これは本当にいいメリットだと私は感じています。
メリット②:お客さんが安心する
女性が不動産営業として働くメリット2つ目は、
お客さんが安心します。
男性営業マンだと「無理やり買わせたりするのかな」とお客さん側も構えてしまうことが多いです。
女性だとやわらかい雰囲気を出してくれるので、お客さん側も安心して物件選びをできます。
私はお客として賃貸を借りに行ったことがありますが、その時の担当が女性の方でなんとなく落ち着いて物件を選べたことがあります。
男性にも物件案内をしてもらったのですが、「早く決めないとやばいかな」って女性の時より思いましたね。
メリット③:実生活に役立つ知識が身に付く
女性が不動産営業として働くメリット3つ目は、
実生活に役立つ知識が身につきます。
ほぼ毎日新着物件を見に行くので、「将来はこんな家に住みたいな」「間取りはこんな感じがいい」など自分の家のことも考えながら、家や建物に関する知識も付けていくことができます。
仕事をこなしていると、キッチンやお風呂のリフォーム代金も分かるようになります。
自分自身がキッチンやお風呂を変えたいという時に役立ちますよ。
男性の私がゲイの人を物件案内した話
実は男性の私も物件案内の際に、身の危険を感じたことがあります。
1度ゲイのお客さんを物件案内して、家の中で襲われそうになりました。
今考えると、最初お店に来店した時から少し怪しかったです。
物件に到着すると物件には目もくれず、自分の写真やお肌を見せてきたり、軽いボディタッチもあり「まじで怖い」と思いました。
2人きりの密室なので逃げ場もないですし、何よりお客さんの可能性があったので頑張って案内をやりきりました。
結局、その人は名前も電話番号も教えてくれず、購入には繋がりませんでした。
おそらく、家を探しているっていうのは嘘だったと思います。
何を伝えたいかというと、以下の2点です。
・不動産営業は男性でも危険がある
・そもそもどんな仕事でも危険は潜んでいる
まとめ:一概に不動産営業が危険とは言えない
いかがでしたか。
元不動産営業マンの私が
「女性の不動産営業は危険ではない理由」「女性の不動産営業が危険と言われる理由」
「女性が不動産営業として働く際の注意点」「女性が不動産営業として働く際のメリット」
「私がゲイのお客さんを物件案内した話」についてご紹介してきました。
内容をおさらいしておきましょう!
・女性の不動産営業は危険ではない理由は、どの仕事にも危険はある
・女性の不動産営業が危険と言われる理由は、物件で男性客と2人になる
・1番危険な不動産営業の種類は賃貸営業
・女性が不動産営業として働く際の注意点は、休日が土日ではない
・女性が不動産営業として働く際のメリットは、女性ならではの視点
・私がゲイのお客さんを物件案内して、恐怖した
不動産営業は男性客と2人きりになるので、確かに危険がある仕事かもしれません。
しかし、他の仕事でも同様に危険は潜んていると思います。
多くの女性不動産営業マンが今も働いていますし、危険がありそうな時には先輩に同行してもらうなど対策を練っている会社もあります。
なので、一概に不動産営業が危険とは言えないのが現状です。
これから女性で不動産営業に就職を考えている方の参考になれば幸いです。
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